2013年10月07日

月刊ウルトラジャンプ2013年10月号感想

〈ぎんぎつね〉
 相変わらず例大祭前夜。十子さんと日輪子さんの語らいが実に良い。爆笑する日輪子さんが微笑ましいです。一方でまことと悟の姿にまことの両親の姿を重ねてみる銀太郎。次回からはこの出逢いが語られることになるのかしら。心の軌跡と交錯が丁寧に丹念に描かれます。

〈PEACE MAKER〉
 アトラに続いて初戦を難なく突破するエイドリアン・クリムゾン。愚直なまでに磨いた投げナイフは更にその輝きを増しています。しかし,そのエイドリアンをも力不足と断じるアトラの強さが素晴らしい。この母子の対決は注目したいものです。また,新たにタロットカード使いの呪術師ルイスV世が勝ちあがりました。未来を見通す彼の力も不気味であります。

〈アド・アストラ〉
 カンナエの戦いが続きます。アエミリウス,ヴァロ,ミヌキウスの三将に率いられたローマ軍は,しかし中央のミヌキウス以外は劣勢に立たされる苦しい展開。しかし,ミヌキウスと対峙するギスコの表情を見るにミヌキウスの優勢もハンニバルの策による模様です。そんな中で敗走寸前の軍を率いるアエミリウスが敵兵により重傷を負う大事件が発生。ローマ軍は更なる危機に追い込まれそうです。

〈長歌行〉
 観主の命により開墾地の監督をする阿離こと長歌。これが彼女に新たな意識を芽生えさせようとしています。一方で秦古の口から長歌が実は女性であることを知らされ驚愕する阿史那隼と穆金。これもまた予想外の事態を引き起こしそうに思えます。相変わらず,胡乱な姿勢を崩さない李淳風を含めて先が見通せない展開が楽しいです。

〈℃りけい〉
 寄り道をする真理さんと冬美さんが主人公の回。お嬢様に見えるふたりですが,結局はやっぱり理系女子なんですよね。実に可愛らしい。方向性は違えど物理部の面々とは同種であることは間違いありません。こういう脇役が主人公のお話は大好きですね。
posted by 森山 樹 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想