2013年11月23日

ハルタ第9号

〈ルドルフ・ターキー〉
 ラパン姐さんの漏らした言葉をきっかけに日本へと向かうルドルフ一行。流石にペイルとヴェルメリオは同行できないかな。最近妙に影の薄いエグマリヌの活躍を期待します。それはともかく日本でのルドルフの珍道中が楽しい。すき焼きを気に入るラパン姐さんが可愛いですね。そして,モモコの母親登場。まさかの極道というのが素敵。この日本行きもただでは収まらない雰囲気が漂います。

〈ふしぎの国のバード〉
 イギリス人女性冒険家イザベラ・バードを題材とした読切の続篇。前回が楽しかったので期待していましたが,漸く復活してくれました。このまま是非とも連載に漕ぎ着けて欲しいものであります。今回の舞台は日光。日本という国を知る為に体当たりでぶつかっていくイザベラが非常に魅力的。文化の違いを乗り越えて行ける人物は彼女のような人であるのでしょう。見習わねばなりません。

〈事件記者トトコ!〉
 久々に登場した気がする大暗黒仮面とアレニェ。相変わらずアレニェの一途な可憐さが非常に魅力的。大暗黒仮面の扱い方も素敵ですねえ。動揺して自分を見失う姿がたまりません。一方の大暗黒仮面はトトコとともに大金庫の中に閉じ込められた状態。ふたりが窮地から如何に脱するのか楽しみです。いずれにしても酷いオチになりそうだけど。まあ,それが魅力であります。

〈乙嫁語り〉
 カルルクとアミルを身を呈して守るアゼルが格好いい。銃撃されたアミルとアゼルの父親は此処で退場なのかしら。ジョルクやバイマトとアゼルの連携攻撃も素敵であります。スリングでアゼルを援護するアミルもいいよねえ。しかし,そのアゼルはカルルクの一族によって取り囲まれてしまいます。仕方がないこととはいえ,誤解を解いて和解して欲しいものであります。アゼルもジョルクもいいキャラだしなあ。そして,やっぱりカルルクは早く大きく強くならないとね。大切なものを守れるように。

〈かささぎ卿と骨〉
 読切作品。とは言っても,シリーズ第二弾とあるので連作型の読切の様です。次号にも掲載されるみたい。人でなしの蒐集家かささぎ卿ことオーウェンとその召使のヒューゴが楽しい。特に一見化け物に見えるヒューゴが一番の常識人というのが好みですね。呪いの椅子を巡る物語はちょっとありきたりだったけれど。とりあえず今後も読み続けたいと思います。

posted by 森山 樹 at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想