2014年03月30日

アキリ『ストレッチ(1)』

〈2014年漫画感想6冊目〉
アキリ『ストレッチ(1)』


 ストレッチを媒介としたふたりの女性の共同生活を描いた作品です。題名にストレッチと付いている通りに,ストレッチは絵入りで解説がなされる重要な要素ではありますが,場合によってはストレッチが全くない回があるのが面白い。あくまでも主題は元不良で強気なOLの慧子とその後輩で天然な大学生の蘭の共同生活となっています。基本的には微妙に百合めいたふたりの関係が緩く明るく描かれるのですが,ふたりがそれぞれに背負う暗さや辛さが折々で触れられるのがやや気がかり。あまり鬱な展開は好むところではありません。出来うるならば,緩さや明るさを主軸にふたりの生活を描いて欲しいものであります。慧子と蘭はそれぞれに魅力的。後輩である蘭のほうがややともすれば,微妙に主導権を握っているように見えるのが楽しい。高校時代のふたりの姿も可愛いね。一番好みなのはふたりの距離感かなあ。適度な距離感を保っているので,無駄に依存しているように思えないのですよね。仕事は出来るのだろうけれど随所にダメな感じの見受けられる慧子と天然気味なくせに辛辣な毒舌も吐く蘭のふたりの今後が如何に描かれるのか楽しみです。あまり暗く重たい展開になれなければいいのですけれどね。ストレッチの解説そのものも結構分かりやすいので気が向いたときに試してみるのも悪くなさそうです。
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posted by 森山 樹 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想

月刊アフタヌーン2014年4月号



〈おおきく振りかぶって〉
 ほぼフルメンバーとなった千朶高校。それでも一歩も引かずに対する西浦高校に成長を感じます。まだまだ試合は序盤なのでどう転ぶか分かりません。鍵を握るのは田島に代わって四番を任せられた花井かなあ。その花井はきっちりと二塁打を放ち,好機を作ります。再びリードを作ることが出来れば,西浦高校が優位に立てるのですが,どうなることか。

〈今日のユイコさん〉
 体育の時間に男子バスケを見ながらの女子トークの回。意外にトモヤの評価が高いのが面白い。ユイコさんの女心が可愛いです。

〈宝石の国〉
 両腕を失ったフォスフォライトに責任を感じるアンタークチサイト。金剛先生の指示で緒の浜を捜索することになります。人になりそこなったモノとフォスフォライトの融合が何を意味するのか楽しみ。そして,背後に迫るは月人の影。アンタークチサイトの真価が問われます。

〈こたつやみかん〉
 予選会場から逃げ出した日菜子と梢の会話が実によい。というか,梢がかなりいい役になりましたね。彼女との会話で答えを見出した日菜子の表情も素敵です。そして,日菜子と梢の予選での高座が終了。これで4人全員が終わりました。結果は次回ということになりそうです。みんな,全力を出し切ったという,それだけで素晴らしいです。
posted by 森山 樹 at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想