2013年06月23日

ハルタ第5号感想

 宇島葉のカバー・ストーリーが冒頭を飾るハルタ第5号です。『巨大少女名鑑』の特別篇というのが実に楽しい。因みにモチーフは千葉県千葉市のQIBALLという施設なのだとか。巨大少女萌えの傾向があるだけに是非ともまとめて頂きたいもの。だいぶん時間はかかることだろうけどね。次号からは待望の『狼の口 ヴォルフスムント』が三号連続掲載。いよいよ最終局面だけに楽しみにしています。連載予定表を見ていると第11号で完結かなという気もしていますけれども。

〈ルドルフ・ターキー〉
 ルドルフ暗殺計画が一応の決着と言っていいのかしら。まあ,決着とは言っても暗殺計画の首謀者は不明のままなのですけれどね。中国人マフィアの黄一家との戦いが終わっただけかもしれません。モモコを危険にさらしたこと,そして笑いながら暴力を振るうことに本気でルドルフを怒るラパン姐さんが素敵。モモコの満面の笑みも可愛いです。何気に活躍のペイル・パイソン警部も実に素晴らしい。さて,新展開と言うことになるのかな。

〈瞼に咲く花〉
 『ジゼル・アラン』の笠井スイの読切作品。痛みも感じるけれど,心にしみる素敵な物語がたまりません。この人の織り成すお話はやっぱり好みなのよね。主人公の衿子が非常に良いです。くわえ煙草の眼鏡娘さんは至高の存在でありますなあ。

〈エビデヴィ〉
 日本に上陸した天使エニエルと悪魔デヴィエラ。扉絵の着物姿が非常に麗しい。本篇は日本の土地神にふたりが叩きのめされるという展開だったけれど。魂を手に入れる為に奮闘するふたりの姿は良いです。日本篇はこれで終わりなんだろうか。

〈乙嫁語り〉
 アミルの実家ハルガル一族の困窮ぶりが酷い。バダン一族とともにアミルが嫁いだエイホン家を襲う作戦の様ですが,どうなることかなあ。鍵を握っているのは反感を隠そうとしないアミルの兄アゼルということになりそう。ジョルクやバイマトとともに行動を起こすことになるのかな。バダン一族に武器提供するロシアの思惑も今後の焦点のひとつとなりそう。武力衝突が避けられなければ,待ち受けるのは悲劇と言うことになります。何とか回避して欲しいものでありますけれども。

〈少年の名は〉
 欧州の寄宿舎を舞台としたお話。連載二回目ということになります。園丁として雇われたキースと旧友で舎監のアンディがそれぞれ異なった形で子供たちを導いていくのが楽しい。エミールとシキは子供側の主要人物と言うことになるのかなあ。欧州の児童文学を思わせる雰囲気が非常に好みです。

〈瑪瑙之竜〉
 マナブとニスがアメリカを離れることになり,瑪瑙之竜がほぼ解散状態に。アルベールの過去が意外過ぎて笑いました。ジニーやアレックスが可愛くて良いね。そんな瑪瑙之竜の解散パーティはアベン王国のイイリス姫を狙った襲撃事件に巻き込まれることに。これが瑪瑙之竜としての最後の活躍になる模様。弁護士としての仕事の為,パーティに遅れているゼインを含めて最後の戦いを見届けたいと思います。と言いながら,第15号まで掲載予定があるのは何故だろう。この事件は意外に長篇になるということなのかしら。
タグ:ハルタ
posted by 森山 樹 at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想
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