2013年10月20日

長蔵ヒロコ『ルドルフ・ターキー(2)』

〈2013年漫画感想17冊目〉
長蔵ヒロコ『ルドルフ・ターキー(2)』


 1950年代のアメリカを舞台とした悪漢アクション漫画の第2巻。ゴンドランド市長代理で大富豪のルドルフ・ターキーとその仲間たちの活躍が描かれます。物語の中心になってきているのはルドルフ暗殺計画。その首謀者は現段階で確定したわけでありませんが,ルドルフとペイルの推理によれば現ゴンドランド市長とのこと。此処まで姿を見せたことがない人物ですので,その正体が気になります。定番から言えば,ルドルフの親族ということになるのでしょうけれども。今回は攫われたラパン姐さんを救出する為に奮闘するモモコが印象的でありました。ルドルフに想いを寄せながらも,ルドルフが愛するラパンを救う為に大怪我を負いながらも戦い続ける姿が素敵。彼女の強さにも何らかの秘密があるのかな。彼女の想いが届けばいいなあとは思いますが,ルドルフとラパンの関係も結構好きなのですよね。モモコは酒豪なのでお酒を酌み交わしたいものであります。また,ペイルとヴェオはルドルフの幼い日からの悪友であることも判明しました。殊にその頭脳と性格が悪辣なペイルが凶悪に格好いい。ルドルフとペイル,ヴェオの関係もある意味で理想的に思えます。三人とも性格が破綻しているように見えて,その性根の部分では悪を憎むというところが素敵であります。一方でエグマリヌはやや活躍が目立たなかったのは残念。副主人公的な立ち位置かと思っているのだけどなあ。今後の奮起を期待したいものであります。悪辣な主人公の活躍が実に楽しい作品であります。次巻では日本が舞台ということで大いに楽しみ。モモコが中心となる物語もありそうですよね。待ち遠しいものがあります。
タグ:長蔵ヒロコ
posted by 森山 樹 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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