2013年10月26日

車田正美『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話(7)』

〈2013年漫画感想18冊目〉
車田正美『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話(7)』


 243年前の前聖戦を舞台に聖闘士の新たな戦いが描かれる『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話』の第7巻。前巻で登場した白鳥座の氷河に続いて,最後のひとり龍座の紫龍が満を持して参戦。ヘカーテの導きにより辿りついた前聖戦時代の聖域において若き日の天秤座の黄金聖闘士童虎との熱い死闘を見せてくれます。ふたりが繰り出す蘆山昇龍覇の激突が素晴らしい。或る意味で夢の対決と言えましょう。また,処女宮へ向かった冥闘士ガルーダの水鏡は乙女座のシジマによる結界に捕らわれますが,女神アテナの助力を得て脱出。杯座の聖衣の力を借りて何とか復活を遂げます。彼が女神アテナに送った血文字からシジマが読み取った呪われた十三番目の黄金聖闘である蛇遣い座の登場が非常に興味深い。これは現代において聖域を守る蛇遣い座の聖闘士シャイナにも影響を与えています。思いもよらぬ方向に物語が進んできたのは非常に楽しい。教皇の間で対峙するシジマと魚座のカルディナーレの決着も気になります。紫龍と同時に前聖戦の時代へと飛んだ氷河の行方もまだ明らかになっていません。宝瓶宮に送られたとも考え難いのですけれども。また,天闘士の斗馬の立ち位置も未だに不明のままであります。当面は水鏡の十二宮突破が中心になると思われますが,そこに蛇遣い座の黄金聖闘士が如何なる形で関わってくるのか期待したいものであります。黄金聖衣を纏うシャイナの姿も見たいところではありますけれども。物語が如何なる方向へ進むのか,皆目見当がつかないのが楽しいです。
タグ:車田正美
posted by 森山 樹 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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