2013年12月08日

久織ちまき『聖闘士星矢セインティア翔(1)』

〈2013年漫画感想25冊目〉
久織ちまき『聖闘士星矢セインティア翔(1)』


 〈聖闘士星矢〉シリーズの新たな番外篇的作品。女神アテナに仕える聖闘少女たちの壮絶な戦いが描かれます。聖闘少女は女性聖闘士とは異なり,女神アテナに仕える為に女子のままに聖闘士となることが許された存在。このあたりの区別化は素直に面白い。因みに舞台は『聖闘士星矢』で銀河戦争が開催される直前。即ち,本篇の開始とほぼ重なる時期ということになります。主人公となる翔子は復讐の女神エリスの依り代となるべく選ばれた存在。彗星レパルスの襲来により,邪神エリスが目覚めるというのは劇場版第1作目と同じ展開であります。こういう本歌取りは楽しいですね。現時点で翔子は小宇宙に目覚めてはいるものの聖闘少女としての資格は持っていません。此処までのところで登場しているのは翔子の姉である仔馬座の響子といるか座の美衣のふたり。また,カティアと呼ばれる少女も今後登場してきそうであります。物語は邪神エリスの復活を企む邪精霊アテによって翔子と同じく邪神エリスの依り代たる資格を持つ響子が攫われたところまで。恐らくは響子を継いで翔子が仔馬座の聖闘少女となるのでしょう。姉妹による戦いが本筋となるものかと思われます。なお,本篇に登場した蠍座の黄金聖闘士ミロが幼い翔子と響子と出逢っていたというのは面白い。或いはミロが翔子の師となるのかもしれません。何はともあれ,物語はまだ始まったばかり。銀河戦争の影で行われていたもうひとつの戦いの推移を楽しみにしたいと思います。絵柄も車田正美らしさを窺わせるのが割合に好みです。予想以上に期待出来そうなのが実に素晴らしいです。
タグ:久織ちまき
posted by 森山 樹 at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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