2013年12月09日

車田正美『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話(8)』

〈2013年漫画感想26冊目〉
車田正美『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話(8)』


 前聖戦の時代を舞台に聖闘士たちの戦いが描かれる『聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話』の第8巻です。前巻でその存在が示唆された封印された十三番目の黄金聖闘士,蛇夫宮を司る蛇遣い座の聖闘士の登場がなかったのは残念。但し,現代の聖域において同じ蛇遣い座の白銀聖闘士シャイナに異変が起きているのは気になるところ。或いは現代においてはシャイナさんを依り代に黄金聖闘士としての蛇遣い座が顕現するということなのかもしれません。前聖戦の時代では魚座のカルディナーレと乙女座のシジマには心当たりのある存在とのこと。ふたつの時代で蛇遣い座の黄金聖闘士が如何なる役割を果たすのか楽しみです。また,既にその身が滅んだ現代の乙女座の黄金聖闘士シャカが処女宮に張られた無響空間からアンドロメダ座の瞬を救う為にシジマと対峙する展開が熱い。シャカから次代の乙女座の黄金聖闘士として瞬を指名する言があったのも前作からの読者としては胸に去来するものがあります。アンドロメダ座から乙女座への昇格というのも美しい遷移であるように思われます。一方で天秤宮では天秤座の童虎と天雄星ガルーダの水鏡との旧友同士の死闘が開始。童虎の盧山百龍覇と水鏡の氷槍百牙旋嵐の激突が素晴らしかった。その直前の童虎と龍座の紫龍による師弟の語らいもたまらないです。水鏡が童虎に敗れたことで物語は新たな転機を迎えたように思います。突如成長したアテナ,蛇遣い座の黄金聖闘士,教皇の裏切りの理由,天闘士の斗馬と未だに明かされていない謎や立ち位置の分からない存在が多いだけに今後も目が離せそうにありません。物語がどの方向に向かっているのか定かではないのが楽しいです。
posted by 森山 樹 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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