2014年04月13日

ハルタ第12号



〈乙嫁語り〉
 第四の乙嫁アニスの物語の第二回。寂しさを訴えるアニスが向かった先は女風呂。というわけで,今回は作者の煩悩が全開になった回であります。多分,楽しんで描かれていたことでありましょう。アニスが出逢った黒髪の佳人が彼女の姉妹妻ということになるのでしょうか。スミスとアニスが然して絡まない展開も面白いですね。

〈ダンジョン飯〉
 連載第二回目。エルフのマルシルの可愛らしさが全開。というか,苦労性で常に貧乏くじを引いている気がします。つか,歩く騎士鎧をどうやって食べるというんだ。そんなわけで今回は人喰い植物が料理の材料となります。このタルトが結構美味しそうなんだよね。材料にスライムとか使っているけれど。惚けた雰囲気が楽しい作品です。

〈事件記者トトコ!〉
 入野のライバル葛城登場。蘇る死人という特ダネを巡っての争奪戦が楽しい。事件の真相はまあ想定内と言えば想定内。トトコの祖父は便利なキャラクターだよなあ。葛城さんは今後も登場してきそうですね。相変わらず,色気たっぷりの編集長が素敵です。

〈ストラヴァガンツァ〉
 巨人セポイヤ族を引き連れてミテラへと帰還したビビアン姫。しかし,そこに残されていたのはウンバの死体だけ。この不可解な事態が謎を深めます。生き残っていたウンバも正気を失ったかのように暴れまわるだけでありました。ミテラは解放されたとしても謎は深まる一方ですね。

〈ふしごの国のバード〉
 不定期に掲載されるイザベラ・バードの冒険記。今回は二荒山温泉篇ということで風呂文化に挑戦するイザベラの姿が楽しい。江戸時代の風呂文化は現代の自分たちからは異質に思えるんだよねえ。世界的にもかなり特殊なのではないでしょうか。淑女であることよりも自由を選ぶイザベラが素敵。風呂上がりの艶やかさがたまりません。

〈ルドルフ・ターキー〉
 エグマリヌの過去が明かされるかお話。これまで隠された左目の真実が悲しい。しかし,忠誠を捧げるに値する主人との出会いは僥倖であったといえるでしょう。甲羅組若頭に対して啖呵を切るルドルフが格好いいです。次回は遂に全面対決。大暴れするエグマリヌやモモコの姿を堪能できそうです。

〈かささぎ卿と骨〉
 今回の題材はムラージュ。かささぎ卿の趣味の悪さが素敵。相変わらず,ヒューゴの苦労性ぶりが可愛いです。鈍感だけど,一番の常識人だよね。骨なのに。物語としては王道かなあ。もう少しひねりがあるといいのにな。まあ,設定が既にかなり変化球ではあるんだけど。
タグ:ハルタ
posted by 森山 樹 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想
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