2014年04月15日

月刊ウルトラジャンプ2014年4月号



〈ぎんぎつね〉
 連載再開。まことの両親,達夫と由子の出逢いを描く過去篇が引き続きます。悪くはないんだけど本篇の続きが読みたいところ。義友さんがいい味を出しています。由子さんの満面の笑みが眩しいです。

〈PEACE MAKER〉
 張黄龍率いる黄龍翼會によるG・O・D出場者への襲撃は見事に失敗。出場者たちの圧倒的な強さだけが印象に残りました。特にルイスV世やイズ・チャカカといった伏兵陣が掘り下げられたのは面白い。彼らの今後の役割が楽しみです。そして,二回戦も開始。いきなりエイドリアンとアトラの母子対決となります。初戦で謎めいた力を見せつけたアトラにエイドリアンが如何なる戦い方を見せるのか注目します。

〈アド・アストラ〉
 カンナエの戦いの敗北から帰還したローマ軍。ヴァロが喫した惨敗を受けて,再びローマ軍の主導権はファビウスが握ることになります。スキピオや猛将マルケルス率いるシシリアに派遣されることになりました。ローマの剣と称せられたマルケルスが如何に描かれるか楽しみ。一方で死んだと思われていたガイウスの生存が確認。しかし,彼が身を寄せる村にマハルバルの軍勢が迫ります。新展開が楽しみ。

〈長歌行〉
 唐の復興の為に戦うことを決意した長歌。司徒郎郎の前で剣舞を披露する姿が美しいです。一方であくまでも長歌の命を狙う杜如晦。彼の策略により観主が危険にさらされていることを知った長歌は再び観主の元へ。迫る敵から如何に長歌が切り抜けるのか期待します。

〈℃りけい〉
 鞍川高校恒例行事の寒稽古。意外に武道が盛んな学校のようです。楽しそうなリサの姿が可愛い。セッちゃんと丹波さんの掘り下げの回でもあるのかな。丹波さんが卒業ののちは地学部唯一の部員となるセッちゃんは今後出番が増えそうな感じです。
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2014年04月13日

ハルタ第12号



〈乙嫁語り〉
 第四の乙嫁アニスの物語の第二回。寂しさを訴えるアニスが向かった先は女風呂。というわけで,今回は作者の煩悩が全開になった回であります。多分,楽しんで描かれていたことでありましょう。アニスが出逢った黒髪の佳人が彼女の姉妹妻ということになるのでしょうか。スミスとアニスが然して絡まない展開も面白いですね。

〈ダンジョン飯〉
 連載第二回目。エルフのマルシルの可愛らしさが全開。というか,苦労性で常に貧乏くじを引いている気がします。つか,歩く騎士鎧をどうやって食べるというんだ。そんなわけで今回は人喰い植物が料理の材料となります。このタルトが結構美味しそうなんだよね。材料にスライムとか使っているけれど。惚けた雰囲気が楽しい作品です。

〈事件記者トトコ!〉
 入野のライバル葛城登場。蘇る死人という特ダネを巡っての争奪戦が楽しい。事件の真相はまあ想定内と言えば想定内。トトコの祖父は便利なキャラクターだよなあ。葛城さんは今後も登場してきそうですね。相変わらず,色気たっぷりの編集長が素敵です。

〈ストラヴァガンツァ〉
 巨人セポイヤ族を引き連れてミテラへと帰還したビビアン姫。しかし,そこに残されていたのはウンバの死体だけ。この不可解な事態が謎を深めます。生き残っていたウンバも正気を失ったかのように暴れまわるだけでありました。ミテラは解放されたとしても謎は深まる一方ですね。

〈ふしごの国のバード〉
 不定期に掲載されるイザベラ・バードの冒険記。今回は二荒山温泉篇ということで風呂文化に挑戦するイザベラの姿が楽しい。江戸時代の風呂文化は現代の自分たちからは異質に思えるんだよねえ。世界的にもかなり特殊なのではないでしょうか。淑女であることよりも自由を選ぶイザベラが素敵。風呂上がりの艶やかさがたまりません。

〈ルドルフ・ターキー〉
 エグマリヌの過去が明かされるかお話。これまで隠された左目の真実が悲しい。しかし,忠誠を捧げるに値する主人との出会いは僥倖であったといえるでしょう。甲羅組若頭に対して啖呵を切るルドルフが格好いいです。次回は遂に全面対決。大暴れするエグマリヌやモモコの姿を堪能できそうです。

〈かささぎ卿と骨〉
 今回の題材はムラージュ。かささぎ卿の趣味の悪さが素敵。相変わらず,ヒューゴの苦労性ぶりが可愛いです。鈍感だけど,一番の常識人だよね。骨なのに。物語としては王道かなあ。もう少しひねりがあるといいのにな。まあ,設定が既にかなり変化球ではあるんだけど。
タグ:ハルタ
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2014年03月30日

月刊アフタヌーン2014年4月号



〈おおきく振りかぶって〉
 ほぼフルメンバーとなった千朶高校。それでも一歩も引かずに対する西浦高校に成長を感じます。まだまだ試合は序盤なのでどう転ぶか分かりません。鍵を握るのは田島に代わって四番を任せられた花井かなあ。その花井はきっちりと二塁打を放ち,好機を作ります。再びリードを作ることが出来れば,西浦高校が優位に立てるのですが,どうなることか。

〈今日のユイコさん〉
 体育の時間に男子バスケを見ながらの女子トークの回。意外にトモヤの評価が高いのが面白い。ユイコさんの女心が可愛いです。

〈宝石の国〉
 両腕を失ったフォスフォライトに責任を感じるアンタークチサイト。金剛先生の指示で緒の浜を捜索することになります。人になりそこなったモノとフォスフォライトの融合が何を意味するのか楽しみ。そして,背後に迫るは月人の影。アンタークチサイトの真価が問われます。

〈こたつやみかん〉
 予選会場から逃げ出した日菜子と梢の会話が実によい。というか,梢がかなりいい役になりましたね。彼女との会話で答えを見出した日菜子の表情も素敵です。そして,日菜子と梢の予選での高座が終了。これで4人全員が終わりました。結果は次回ということになりそうです。みんな,全力を出し切ったという,それだけで素晴らしいです。
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2014年03月19日

月刊@バンチ2014年4月号


〈軍靴のバルツァー〉
 番外篇。戦場での食糧事情について。現地調達という言葉の真意がなかなかに興味深い。本篇もいいですが,こういう掌篇も悪くないです。だいたいバルツァーが悪人にされてしまう気もするけどね。割に悪辣なアンネリーゼさんが好みであります。

〈猫とふたりの鎌倉手帖〉
 ふたりの鎌倉新生活開始。新米夫婦の微笑ましい新婚生活がたまらなく可愛い。美穂子さんが至極魅力的であります。表情がころころ変わる娘さんは好みなんだよなあ。しらす丼食べたいです。

〈ウロボロス〉
 聖副総監と対峙するイクオ。彼の口から遂に金時計の男の素性の一端が明らかにされました。それは聖副総監のかつての相棒ということで恐らくは既に警察外に去っている人物と思われます。場合によっては政治家という可能性もありうるのかな。そして,一方では竜哉も動きを開始した模様。「まほろば」の医師を追う那智ともども物語の核心に近づきつつありますね。

〈応天の門〉
 玉虫姫篇完結。姿を見せない絶世の美女・玉虫姫の真実はまあ割合容易に想像できるものでありました。事態の収拾の手腕は流石在原業平というべきものでしたけれども。新たに道真に仕えることになった白梅は可愛いので常連化して欲しいですね。高子の元に届いた一通の手紙が新たな事件の発生を思わせます。

〈海のクレイドル〉
 モニカたちを乗せた船は出港。船の乗員たちもそれぞれに個性的のようであります。今回は航海士のニールの出番が多かったかな。格好つけだけど悪いやつではなさそうな気がします。シュミットもなかなか興味深いところ。そしてモニカが迷い込んだ部屋にたたずむ謎の貴婦人が大いに気になります。彼女がこの船の一番の謎でありますね。

〈エリア51〉
 小学校で発生した立てこもり事件。その真相が切なく,あまりにも「エリア51」らしい。数多の神がおわすエリア51において聖書は当然禁書でありますよね。そして,その黙示録に登場する七つ頭の獣さえもエリア51には存在していたのかというのは驚き。彼の想いが伝わる日が来て欲しい。如何にもエリア51らしいお話でありました。
タグ:@バンチ
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2014年03月10日

月刊ウルトラジャンプ2014年3月号



〈アド・アストラ〉
 カンナエの戦い終了後のカルタゴ軍が描かれます,戦死したミヌキウスとアエミリウスを真のローマ戦士と称賛するギスコの姿が美しい。一方で勢いに乗ってローマ軍完全撃破を進言するマハルバルへのハンニバルの冷たい視線が印象的。このあたりにカルタゴの綻びの萌芽を感じます。右目を失いながらもスキピオは何とか生き延びた模様。ローマの救世主となれるのか楽しみです。

〈PEACE MAKER〉
 張黄龍の仕掛けた黒蜘蛛の罠に対峙する銃士たちの活躍が描かれます。スティーブ・バケットやハイマン・エルプトンらのみならず,イズ・チャカカや宝順院英神といった伏兵までもが黒蜘蛛の罠をあっさりと回避するのが素晴らしいです。窮地に立たされたルイスV世を救うエイドリアンも格好いい。しかし,張はホテルを燃やすことで全滅を企みます。これを如何に回避するか楽しみです。

〈長歌行〉
 司徒郎郎から渡された剣の極意書に挑む長歌。流雲観観主との対峙はなかなか緊張感がありました。乱世を自らの手で終わらせると決意した長歌の行く末が気になるところ。それは必ずしも李世民との対決を意味するものではないようにも思うのですけれども。不穏な感じが不安であります。

〈℃りけい〉
 地学部が中心となる回。初登場の雪花はともかく部長の鮎先輩が完璧すぎてたまりません。今回は顔見せといった趣を強く感じますが,これからの活躍に期待できるのかなあ。弓道着姿の宇野墨さんもなかなかに魅力的でありました。
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2014年03月09日

ハルタ第11号


〈ダンジョン飯〉
 新連載。RPG的ファンタジィ世界を舞台に迷宮内での食糧事情が描かれます。如何にも九井諒子らしいとぼけた雰囲気が実に魅力的。というか,大サソリと歩き茸の水炊きがとっても美味しそう。エルフの魔法使いマルシルがかわいいです。今後が楽しみだなあ。

〈乙嫁語り〉
 スミスさんの方に物語は移って第四の乙嫁アニスが登場。これまでの乙嫁たちとはまた違った魅力に溢れています。猫や野鳥と絡んでいるときの雰囲気が実に素敵。ただ,時折見せる寂しげな表情が気になります。アニスの物語は始まったばかり。どういう方向に進むのか楽しみです。

〈ストラヴァガンツァ〉
 ウンバに占領されたミテラを奪還する為の作戦開始。その巨大な拳槌でウンバを粉砕するオラヴィエが頼もしい。拳槌が可愛らしくないと嘆く姿は普通の女の子なんだけどね。巨人族だけど。習性を変えたウンバの目的も気になるところです。

〈ルドルフ・ターキー〉
 日本篇は続きます。漸くヴェオとペイルが合流して,ルドルフの仲間が勢揃いといった感じ。エグマリヌの悩みはなかなか深刻なものがありますけれども。或いは彼の覚醒に繋がるお話になるのかもしれません。浴衣姿のラパン姉さんが美しいです。甲羅組との接触が新たな火種を呼びそうな予感。そろそろルドルフの大暴れが期待できそうであります。

〈狼の口〉
 代官ヴォルフラムへの制裁は終わり,物語はスイス建国までを描くことが宣言されました。まだ暫くは読めるということで重畳であります。狼の口の解放により幸せに包まれる戦士たちの姿が印象的。完全なる自由を獲得する為の道はまだまだ続くことでありましょうけれども。

〈エニデヴィ〉
 南の島で休暇を楽しむエニエルとデヴィエラ。天使と悪魔でありながら,存外に仲がいいよね。デヴィエラのピアスを紛失したことを嘘でごまかして堕天しかかるエニエルが可愛い。ピアスを探すお話が此処まで規模が大きくなるのは楽しいです。

〈ジゼル・アラン〉
 コレットの誕生日のお祝いを密かに進めるジゼルたち。今回は女の子が総登場なので華やかです。相変わらず,世間ずれしていないジゼルがいいんだよね。そして,ジゼルも14歳の誕生日を迎えました。新たな日々が始まりそうであります。

〈少年の名は〉
 文房具店の店主ジェーンを巡るキースとアンディの諍いのお話。結果はまあ想定通りなんだけど,良くも悪くも絆を深めるふたりの姿が良いです。こういう友達は得難いものですからね。アンディの面倒くささに付き合うキースもいいやつだなあ。
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2014年02月23日

月刊コミックフラッパー2014年3月号


〈クリスティ・ロンドンマッシブ〉
 「Case4.The Adventure of Two Princesses」開幕。自動車を運転するクリスティの姿が素敵。渡してはいけない乗り物を渡してしまった気はしますけれども。ロンドンのホープ邸でマチュアとカチュアが見つけた謎のロシア人双子が今回の事件の主役となりそう。デクスター刑事の銃撃も彼女たちに関わっているのかな。不穏な始まりに思えます。ローラは新キャラだっけ?

〈高杉さん家のおべんとう〉
 久留里の実父に関する手掛かりを遂に得たハル。その手掛かりをもたらしたのが香山さんと小坂さんというのが面白い。暫くはこのお話が続くのかな。久留里の母・美哉に対するハルの淡い想いが解消されたときにハルと久留里の関係が変化するのでしょうね。なお,扉絵のチアガール姿の久留里が実に可愛かったです。

〈34歳無職さん〉
 遂に娘ちゃんが無職さんのお部屋に。2話収録ですが,前のお話の方は娘ちゃんが主人公でしたね。実に可愛らしい。何気ない仕草を描かせたら素晴らしく上手いです。後半は娘ちゃんへの接し方に戸惑う無職さんが主人公。此方もいいよね。同じ布団で寝る無職さんと娘ちゃんが幸せそうでありました。

〈ホークウッド〉
 ジェノヴァ傭兵隊の追撃を受けるフランス軍。遂に戦端が開かれてしまいます。騎士の戦いに固執するフランス軍と戦いに勝つことを優先するジェノヴァ傭兵隊。クロスボウを効果的に使った作戦によりフランス軍は甚大な損害を受けてしまいます。エドワード黒太子の側近ホランドもクロスボウの斉射をまともに食らって落馬。というか,これは普通に戦死かな。騎士の時代の終焉を高らかに告げるオドネ・ドーリアに対してホークウッドが如何なる対抗策を導くのか楽しみです。
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2014年02月13日

月刊アフタヌーン2014年3月号



〈宝石の国〉
 金剛先生の命に従い,流氷群に向かうフォスフォライトとアンタークチサイトのふたり。このふたりの噛み合わなさが微笑ましいけれど,意外に面倒見のいいアンタークチサイトが結構好みであります。流氷の甘言に惑わされ,遂に腕までも失ってしまったフォスの行く末はどうなってしまうのでしょうか。

〈おおきく振りかぶって〉
 千朶高校の反撃開始。先ずは一点を返して,なおも三橋を攻め立てます。まっすぐもナックルカーブも的確に打ち返す千朶高校の実力の高さは流石に夏の準優勝校と言うべきでありましょう。この窮地に如何に西浦高校が打開策を見つけるかが楽しみであります。

〈ヴィンランド・サガ〉
 故郷に戻ったトルフィンの新たな日々が始まります。しかし,それは新天地ヴィンランドへと向かう準備の日々でもあります。とりあえずは資金を集めることが最初の目的となりますが,その為に鉄鎖のハーフダンの元へ赴くことを発案するトルフィンが素敵と言うかなんというか。しかし,ハーフダンってまた懐かしい名前ですね。息災にしていたのかあ。そして,ユルヴァの最強伝説はなおも継続中であります。

〈こたつやみかん〉
 牡丹楼まほ吉こと真帆の挑戦は先ずは満足のいく結果に終わった模様。その真帆の健闘を称える日菜子に投げかけられた言葉が心を揺さぶります。というか,日菜子の鈍感ぶりが逆に可愛らしい。そして,その実力を遺憾なく発揮する桐野くんも素晴らしい。心乱された日菜子にとってはこの予選が一つの試金石となりそうであります。

〈今日のユイコさん〉
 ユイコさんの手作り弁当をふたりで食べるお話。いや,もう,とにかくユイコさんが可愛くてなりません。久々にユイコ姉が登場したのがちょっと嬉しいです。しかし,ちゃくちゃくとトモヤとユイコさんがバカップルへの道を歩んでいる気がするなあ。

〈天地明察〉
 春海と本因坊道策との囲碁対決。初手天元というのが嬉しいですね。研鑽を積んだ道策との囲碁対決は見どころが十分でありました。このふたりの関係というのもよいですね。道は違えども新たな規律を確立することを望むふたりの進む先が明るいものであることを祈らざるを得ません。
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2014年02月02日

月刊@バンチ2014年3月号



〈軍靴のバルツァー〉
 領事館爆破を企てた真犯人は総領事その人でありました。監禁されたバルツァーを救出したのがリープクネヒトというのは意外な展開。まだ,この人物もその真意を明らかにしたわけではありませんね。そして,バルツァーに対して全幅の信頼を置くヘルムートの完全な恋する乙女ぶりが微笑ましいです。リープクネヒトとともに馬車に乗り込んだバルツァーの動向も気がかり。更なる急展開となりそうです。

〈猫とふたりの鎌倉手帖〉
 鎌倉を舞台とした亮と美穂子の新婚生活開始。初々しいふたりの態度が微笑ましい。というか,羨ましい。美穂子さんが可愛いのだものなあ。5匹の猫たちもそれぞれに個性的であります。まずは部屋の片づけからということになるのかな。のんびり楽しみたいと思います。

〈ウロボロス〉
 まさかの日比野監察官射殺という非常事態。金時計の男の可能性が高かった人物だけに物語は再び元に戻った印象が強いです。何よりも父を喪った美月の今後が危惧されるところ。桜井警視がいい味を出しておりました。小夏さんの生存は嬉しいです。手掛かりを失ったイクオは聖副総監の元へ。まほろばの秘密の一端が明かされることになるのでしょうか。

〈生き神のファティマ〉
 最終回。うーん,綺麗にまとまったような,すごく物足りないような微妙な感じでありました。エイリークとともに姿を消したファティマの行く末は気になります。旅立つウターリドを見送るすみっこ一家の姿は印象的。何はともあれ,次回作を期待したい作家ではあります。

〈エリア51〉
 北欧神話を新たに統べるのは雷神トールに。そして,ドッペルゲンガーに断ち切られたマッコイの体を草薙の剣をもって繋ぎとめた張本人はスサノオでありました。勿論,その背後で操る存在はアマテラス。このあたりの裏事情は興味深いですね。但し,アマテラスはマッコイを軽視していない模様。いずれ,真相があかされることになるのでしょう。また,今回は番外篇「祭りのあと」も収録。王子の帰りを待つソニアが切ないです。
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2014年01月31日

月刊ウルトラジャンプ2014年2月号



〈PEACE MEKER〉
 張黄龍率いる暗殺者部隊の急襲を受けるG・O・D出場者たちが宿泊するホテル。周到に用意された黒蜘蛛の巣に逸早く気付いたのはルイスV世でありました。意外な伏兵の登場といった気がしますが,予知や暗殺の能力とフィリップ・クリムゾンに似た力を持つのが面白い。彼の放った殺気で目覚めた銃士たちの反撃が楽しみです。こんな状態でも目覚めぬスティーブ・バケットも大物ではありますが。

〈アド・アストラ〉
 カンナエの戦い終了。結果はローマの大惨敗でありました。ローマ軍の死者約6万名に対して,ハンニバル軍の死傷者は約6千名。更にミヌキウスとアエミリウスの両将を始めとする多くの指揮官も失われました。まさにローマの栄光の終焉であります。しかし,ローマとハンニバルの戦いはまだまだ続きます。ファビウスとスキピオ,このふたりが再び歴史の表舞台に立つ日が近づいています。

〈長歌行〉
 かつて滅ぼした公孫恒の臣下たちと対峙する阿史那隼。長歌を求めて雁行門と行動を共にするならば避けては通れぬ道であります。隼を仲間とする為に敢えて戦わせる秦古の洞察が素敵。この人の正体が気になります。やはり秦叔宝なのかなあ。一方で長歌を求める羅十八の登場も楽しみ。長歌は現在司徒朗朗から預かった越女剣の極意を習得する最中。まだ,事態は雌伏中という印象が強いです。

〈℃りけい〉
 サイクラの冬の過ごし方が酷い。ほんまにそれだけのお話でした。まあ,それでも十分に面白いんだけどね。やっぱり沙雪先生が一番好みだわ。あと,まだ完全にはサイクラに染まっていない感じの花織ちゃんもね。
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2014年01月26日

月刊コミックフラッパー2014年2月号



〈となりの関くん〉
 2話収録。関くんがリゾート気分で気が抜けたお話と関くんが風邪で休んだお話の2話収録。珍しいのは今回は積極的に関くんが遊んでいないということ。というか,関くん不在でも横井さんが授業に集中していないあたりが面白い。完全に染められていますね。怪盗Xは素敵なので再登場希望します。

〈高杉さん家のおべんとう〉
 久留里の先輩の旭さんが大学受験に臨むお話。というか,受験直前に風邪をひいた旭さんを久留里とハルが面倒を見るお話と言ったほうが正確かもしれません。旭さんのお家の状態に愕然とする久留里が可愛い。プンスカする久留里もやっぱり可愛いよね。しかし,ハルの鈍さが素晴らしいというかなんというか。

〈34歳無職さん〉
 相変わらず,後悔だらけの無職さんですがTVの占いに背中を押されて一歩前進といった感じかなあ。一度は延期になった娘さんのお部屋訪問がちょっと楽しみ。どういう風に描かれるのかはわかりませんけれども。いい方向に進めばいいなあ。

〈ホークウッド〉
 ハリドンの丘での戦いを回顧する英国王エドワード三世とチャンドス将軍の姿が印象的。一方でホークウッド率いる白鴉隊は糧食に事欠き始める非常事態。英国軍全体の食糧難を打開すべく村の襲撃が立案されます。このあたりは如何にも中世的な発想と言えるでしょう。そんな英国軍に迫るジェノヴァ軍。ジェノヴァ傭兵の攻撃が見物であります。
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2014年01月19日

月刊アフタヌーン2014年2月号



〈ヴィンランド・サガ〉
 十数年の時を経て,故郷アイスランドへと帰還するトルフィン。ヘルガやユルヴァとの再会は感無量であります。というか,ユルヴァ姉さん強いなあ。アーレも懐かしいね。これで漸く物語に一つの筋目が着いたように思います。いよいよ,新天地ヴィンランド篇突入ということになるのかしら。

〈宝石の国〉
 季節は冬に。他の宝石の民が眠りに就く中,フォスフォライトはアンタークチサイトとともに仕事をすることになります。先ずは凍結した海へ。金剛先生が“罪深き者”と呼んだという謎の氷柱が気になります。なお,アンタークチサイトとは常温では融解する鉱物・南極石のことですね。

〈今日のユイコさん〉
 キスをしてから妙に意識してしまうユイコさんとトモヤが可愛いというか,トモヤは爆発するべき。ユイコさんの微妙に思わせぶりな態度がたまりませんねえ。本人に意識はないのだろうけれども。

〈おおきく振りかぶって〉
 夏の準優勝校である千朶高校から初回に2点を先制した西浦高校。更に下位打線も効率的な攻めで1点を追加することに成功します。此処までは西浦優位と言ってもいい展開。しかし,ここで千朶高校は準エース格の吉成がマウンドへ。そろそろ千朶高校の反撃が始まりそうです。千朶高校はまだ控え選手が中心の構成だしね。

〈天地明察〉
 京で話題となる安井算哲こと春海が著した『春秋述暦』と『天象列次之図』。しかし,それを危険視する陰陽寮。彼らこそが春海の改暦作業の最大の障壁となってきます。その春海が苦心して作った渾天儀を抱えるおことが実に可愛い。伊藤重孝への手渡しも感慨深いものがあります。

〈こたつやみかん〉
 両国橋杯開幕。一番手として登場の風来亭蔵之進こと悠太が選んだ演目はまさかの「寿限無」。しかも,悠太の直前の人が演じた題目を被せるという型破りぶり。しかし,この決断の裏にあった悠太の思いが泣かせます。ここにきて初めて格好いいところを見せたなあという印象ですね。そして再び登場の桐野くんが日菜子に告げた言葉が波乱を起こしそう。どうなることかなあ。

〈KING AND BARON+〉
 アシュレイ卿の宿敵キース・サイモンとの戦いが中心になるお話。冒頭にも掲げられた「青髭」型の事件であります。相変わらず,シャーロットが可愛いね。モンスターを退治するにモンスターの力を借りることを疑問に感じるキングの感慨が印象的です。なお,連載は暫く休載とのこと。早期の再開を望みます。
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2014年01月18日

月刊@バンチ2014年2月号



〈海のクレイドル〉
 トニーの危機を救うことでモニカ,エヴァン,ルイスの三人は無事に巨大船レディ・オブ・ザ・シーへの乗船が認められることになりました。これからが本当の航海の始まりでしょう。但し,レディ・オブ・ザ・シーのエンジンに彫られた“クレイドル”という言葉,或いはモニカの子守唄など謎は多いです。これから先の展開が楽しみですね。

〈軍靴のバルツァー〉
 国際会議の場に突如姿を見せたヴァイセン国王の思惑が面白い。この国際会議の行く末を大きく左右しそうであります。一方でバルツァーは領事館職員殺害事件の真相を追う最中で囚われの身に。鍵を握るのはバルツァーの動向を知るユルゲンかなあ。危険な雰囲気が漂う領事館での宴に一波乱が予感されます。

〈片桐くん家に猫がいる〉
 これまで全く読んでいなかったのだけど意外に好みかもと思いました。というか,加藤さんが可愛すぎます。次号から続篇の『猫とふたりの鎌倉手帖』が始まるようですので読んでみようかなと思います。既刊7巻を購入するのはちょっと辛いけれどなあ。

〈ウロボロス〉
 漸くイクオと美月,那智が合流。また,蝶野警部から竜哉の生存が明言されたのも大きい。この蝶野の思惑はまだ謎のままですが。一方で公安の赤鼻も生き残った模様。厄介な存在であります。そして,イクオたちが目にしたのは銃撃された日比野監察官の姿。まだまだ不穏な展開が続きますね。

〈応天の門〉
 最初の物語はこれにて完結かな。在原業平と菅原道真の出逢いが過不足なく語られたように思います。藤原親嗣に対して道真の仕掛けた陥穽が実に素晴らしい。溜飲を下げることが出来ます。昭姫もいい味を出していて好み。今後も活躍してほしいものであります。

〈生き神のファティマ〉
 囚われのウターリドの前に姿を見せたエイリーク。ファティマを奪い返すためにふたりの共闘が始まります。セイフもエイリークも格好いいよね。次号で最終回とのこと。如何なる帰結を迎えるのか楽しみではあります。物足りなさも感じるけれどなあ。

〈エリア51〉
 第二次蛇の動乱は終結。キシローが再びマッコイのもとに帰ってくるということで物語は新展開かな。オーディン亡き後の北欧神話軍を統べるのはブリュンヒルデになるのかしら。そして,遂に明かされたマッコイの悲しい過去。切断されたマッコイに草薙の剣を与えることで繋ぎとめた謎の男の正体が気になります。真の黒幕という可能性も無きにしも非ずかなあ。
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2014年01月11日

月刊ウルトラジャンプ2014年1月号



〈℃りけい〉
 彩の関西空港一人旅。いや,まあ,好きな施設の中ならば一日くらいは平気で楽しめるのが趣味者というものであります。そんなわけで今回は彩の趣味嗜好と魅力が満載でありました。その分,他のキャラクターの出番が少なかったけれど,それは傑作選のほうで補えば問題ありません。というか,化学部の真理先輩ってメタラーだったのか。その手のお話も読みたいですね。

〈PEACE MEKER〉
G・O・D一回戦が終わった夜の銃士たちの過ごし方が興味深い。特にハイマン・エルプトンとカイル,コニーの語らいが好み。アクアタルカスを追われた後にハイマンがいかなる世界を目にしたのか興味があります。そして,ニコラとホープの回想も実に印象的。そんな彼らを狙う謎の暗殺者集団の魔手。更なる波乱がG・O・Dを襲いそうであります。

〈ぎんぎつね〉
 まことの両親の出逢いの物語が続きます。これはこれで悪くないのだけれど,最近ちょっと物語が薄い気がするのが難点。あまりだらだらと続けないほうがいいと思うのだけどな。早く例大祭のお話を読みたいものであります。或いは終わりが近づいているということなのかもしれませんが。

〈アド・アストラ〉
 カンナエの激闘が続きます。ハンニバルの大攻勢を受けて瓦解寸前のローマ軍を必死で立て直すミヌキウスと彼を支援する為に重傷の身ながら駆けつけるアエミリウス。敵将ギスコの刃がミヌキウスに振り下ろされる刹那に身を投げ出したアエミリウスが熱い。ギスコの刃はアエミリウスの喉を貫いてしまいました。ローマ軍指揮官アエミリウスの致命傷でありましょう。この戦いにいかなる帰結を見るのか楽しみであります。スキピオ率いる1万の待機兵がその鍵となるのでしょう。

〈長歌行〉
 流雲閣を少しずつ飲み込みつつある不穏な雰囲気が気がかり。長歌の命を狙う唐の杜如晦の動向も気になります。その命数は長くても10年とのこと。しかし,天下を泰平とするに7年もあれば十分と宣うだけの実力を備えた政治家でもあるのですよね。未だに真意の見えぬ李淳風の立ち位置も楽しいです。司徒朗朗も含めて胡乱な人物が多くて展開が全く読めません。
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2014年01月10日

ハルタ第10号



〈ジゼル・アラン〉
 エリックとジゼルの再会が微笑ましいというか気恥ずかしいというか。どちらも可愛いなあ。エリックに抱きついた後のジゼルの笑顔がたまりません。この満面の笑顔の魅力が素晴らしい。そして,小説家になる夢を叶えるべく再びジゼルと別れて留まる決意をするエリック。更なる再会の時が楽しみであります。

〈乙嫁語り〉
 ハルガルとバダンによる急襲篇は今回で終了かな。アゼルやジョルクもとりあえず生き延びて一安心しました。しかし,アミルとアゼルの父はその報いを受けて死亡。大婆さまが素晴らしい立ち位置を見せてくれました。カルルクはもっと強くならないとね。大切なアミルを守れるように。次回からは新展開の模様。パリヤさんのお話が読みたいですね。

〈かささぎ卿と骨〉
 今回の題材は浮世絵。喋る浮世絵に翻弄されるかささぎ卿とヒューゴの姿が楽しい。ヒューゴの常識人としての苦労ぶりが素敵であります。見た目は獣の骨をかぶった異形なのになあ。すごい可愛い。物語としても綺麗にまとまっている印象。シリーズは続くらしいので楽しみであります。

〈ルドルフ・ターキー〉
 引き続き日本篇。ルドルフを扱き使う桃子ママが素敵すぎます。極道の女としての威厳が魅力たっぷり。ルドルフとキュウさんのやり取りも楽しいです。キュウさんは意外に強いキャラクターな予感がするのだけれどなあ。エグマリヌへの励ましが非常に良いです。また,薄着のラパン姉さんは眼福もの。しかし,納涼祭には不穏な動きがあります。次回も一波乱ありそうですね。

〈ストラヴァガンツァ〉
 以前,ビビアンを翻弄した助平じじいベッペ・モロが再登場。まさか,また登場するとは思いませんでした。というわけで,今回もその手のお話であります。巨人娘のオラヴィエとミルッカが実に魅力的。その肢体の官能ぶりがたまりません。なんかベッペ・モロは今後も折に触れて再登場しそうな気がするなあ。その都度成敗されるんだろうけれども。

〈エニデヴィ〉
 今回は殆どデヴィエラが主人公のお話。とある港町でデヴィが出会った料理の上手なお婆さんと不細工で生意気な猫の物語が描かれます。典型的なお話ではあるのだろうけれども,それがゆえに心にしみるのが非常に良いです。最後のエニエルとの会話がたまりません。これまでのお話の中でも抜群に好きですね。

〈事件記者トトコ!〉
 大金庫に閉じ込められたトトコと大暗黒仮面。トトコに翻弄されながらも無事に大金庫から脱出する大暗黒仮面が素敵。結果的には痛み分けというか,大暗黒仮面にとっては不本意な結末ではありましょうけれども。アレニェの大暗黒仮面大好きぶりもたまらなく微笑ましい。あー,もう,可愛いなあ。アレニェを女の子と気付かない大暗黒仮面のぼんくらぶりがいいです。
タグ:ハルタ
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2013年12月07日

月刊コミックフラッパー2014年1月号

〈となりの関くん〉
 からくり人形で遊ぶ関くん。創意工夫で意外な動きを見せる人形が面白い。個人的にはタイトスカート&ストッキングの横井さんに惚れました。相変わらず,授業に集中してはいないけれどね。

〈高杉さん家のおべんとう〉
 風谷先生の還暦祝いで研究調査地を巡るハルたち。久々の小坂さんとの再会がぎこちないのが面白い。研究者として少しずつ成長が見られるハルの姿も嬉しいです。竹輪の穴にゴボウ漬けを入れて巻き寿司のネタにするのが実に魅力的。こういうお寿司好きなのですよね。

〈34歳無職さん〉
 後悔を孕みながら部屋にこもる無職さん。普段は明るい無職さんだけに落ち込んだ姿は悲しいものがあります。「正しくしようとすると間違えちゃう」という言葉が重いです。

〈クリスティ・ロンドンマッシブ〉
 レイトン卿殺人事件の謎を描いた「ポーカースキャンダル」完結。事件の謎の全てが明かされます。と,同時にモリアーティ教授の矛盾に満ちた二面性が明らかに。個人的にモリアーティ教授は純粋な悪党でいて欲しかったので,この設定は不要に思えます。今後如何なる方向で活かしていくかにもよるのでしょうけれども。最近はホームズの登場機会が少ないのは残念です。

〈ホークウッド〉
 ボヘミア王(ルクセンブルク伯)ヨハンら諸侯に攻撃を受けるランカスター公軍。フランス軍の反撃にイングランド軍は劣勢となりつつあります。フランス軍の追撃に消耗が著しいイングランド軍は打開策を模索。そして,新たにイングランド軍の追撃に名乗り上げるジェノヴァ傭兵隊長オドネ・ドーリア。名前からしてドーリア一族の出身なのでしょう。スロイスの海戦での敗北の汚名を返上すべく,更に厄介な敵がイングランド軍に立ちはだかりそうです。
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2013年11月30日

月刊アフタヌーン2014年1月号

〈おおきく振りかぶって〉
 秋季大会初戦の千朶高校戦。強豪校を相手に先ずは先制し,優位に試合を進める西浦高校。4番に座った花井がスクイズというのは仕方がないところなのかなあ。きちんと結果を出す田島が素晴らしい。一方の三橋も独特のストレートとナックルカーブで好投中。尤も,このまますんなりとは行きそうもありませんけれども。

〈今日のユイコさん〉
 茶山さんと買い物に出かけるユイコさん。竹内先輩に翻弄される姿が実に可愛い。茶山さんも竹内先輩も悪気がないだけに余計に凶悪というか。竹内先輩の影響でお洒落をするユイコさんの今後楽しみです。遊びに行くお金も服に消えてしまったけれどね。

〈天地明察〉
 改暦事業が一時休止となったことを受けて京都へ戻る春海。こととのやり取りが素直に微笑ましい。春海は本因坊道策と安井知哲との争碁の中で新たに授時暦を世間に認めさせる妙手を発案します。これが改暦事業の決め手となるのか楽しみであります。しかし,ことが本当に可愛いですねえ。

〈宝石の国〉
 遂に始まった月人との戦い。アメジストの双子が戦う中で恐怖で動けなかったフォスフォライト。ボルツの奮戦は格好良かったけれどね。ひとり夜の見回りをするシンシャの寂しげな姿も印象的。アレキサンドライトも非常に好みであります。相変わらず読めない展開が楽しいわあ。

〈ヴィンランド・サガ〉
 奴隷篇完結。ケティル農場から新天地を目指すトルフィン達の新たな冒険の物語が此処から始まります。クヌート王やケティル,或いは蛇といった主要な人物の後日談も素敵。特に登場当初はあれほどまでに情けない存在であったオルマルの成長が素晴らしい。これだけでもトルフィンが殴られた甲斐はあったというものでしょう。トルフィンに真の名を告げる蛇も格好良かった。次回は久々にユルヴァやヘルガが登場する模様。さて,どうなることかしらね。

〈こたつやみかん〉
 日菜子と真帆のエアホッケー対決が楽しい。互いの落語論をかけての一騎打ちが意外に迫力があります。日菜子の一皮剥けた感じが頼もしいですね。芸を高める為に切磋琢磨し,己の未熟を恐れない邁進ぶりが眩しいです。真帆の迷いも払拭出来たのかな。これからの稽古が楽しみでありますね。
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2013年11月28日

月刊@バンチ2014年1月号

〈軍靴のバルツァー〉
 国際会議開始。アウグスト王子に随行する代表団の一員として参加するバルツァー率いる士官学校の学生たちの前途は多難。国際会議ということできな臭い動きが漂います。そんな中で本来の姿である女性として参加のヘルムートが実に可愛い。バルツァーへの信頼は或いは恋の始まりなのかもしれません。ヴァイセン国王のエルツライヒへの突然の訪問表明が新たな嵐となりそうであります。

〈応天の門〉
 連載二回目。京で連続する女官失踪事件の謎を追う在原業平が出逢った少年・菅原道真。藤原親嗣の屋敷に仕える女官の腕についた痣が事件を解く手掛かりとなりそう。世の理不尽に憤る道真に後世の姿を垣間見ることが出来ます。遊戯場の主である照姫との双六対決も良い。なかなか好みの作品となってくれそうです。

〈ウロボロス〉
 美月と那智を追って樹海に入るイクオたち。結局は金時計の男は日比野監察官ということでいいのかしら。まだ一波乱ありそうだけれども。一方の美月たちは基さんを殺害した公安の赤鼻の男と対峙。那智の捨て身の作戦で何とか勝利することが出来ました。そして,イクオの前には竜哉の消息を知るという蝶野が姿を現します。この盛り上がりはたまらないですねえ。

〈海のクレイドル〉
 追手から逃れる為に帆船へと逃げ込んだモニカ。彼女がエヴァンの為に歌った子守唄が大きな意味を持ちそう。何故,義手義足の少年がその歌を知っているのかも気になります。“クレイドル”という題名にも関わってきそうですね。

〈生き神のファティマ〉
 ファティマを救出したものの再び囚われの身となったウターリド。そのウターリドのファティマへの真摯な想いを認めて助力するセイフが格好いい。初めて明かされた彼の素顔がいいね。ウターリドへ方向性を示す言葉といい,意外に重要な立ち位置となるのかもしれません。そして,ウターリドの前には赤毛のエイリークが登場。水源を巡る新たな戦いも始まりそう。胡乱な展開が続きます。

〈エリア51〉
 王子の犠牲により救われたマッコイと兄神ハデスの切り札によりオーディンを倒したゼウス。ふたりの姿が印象的。草薙の剣の破片を使って,最初の蛇を地球外に放逐するマッコイの機転が素晴らしい。いずれ帰還しそうな雰囲気はあるけどね。そして,窮地にマッコイを救うキシロー。いよいよ物語に再復活していきそうであります。
タグ:@バンチ
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2013年11月24日

月刊ウルトラジャンプ2013年12月号

〈アド・アストラ〉
 カンナエの戦いの続き。今回の会戦に臨むハンニバルの策が明かされます。寡勢で多勢を包囲するにあたっての緻密な計算が素敵。狂戦士と化したガリア人の圧倒的な破壊力も脅威の一言。この絶望的な状況下でスキピオが如何なる決断を下すのかに注目であります。

〈ぎんぎつね〉
 引き続き,まことの両親の出逢い篇。このまま暫く続くことになるのかな。ふたりを見守る義友がなかなか格好いい。しかし,まことの母親の由美子が実に魅力的であります。達夫と由美子を見る銀太郎の胸中が興味深いところです。

〈PWACE MEKER〉
 G・O・Dの一回戦が全て終了。勝ち上がってきたイズ・チャカカと宝順院英神の存在も胡乱ではありますが,その圧倒的な能力を見せつけるスティーブ・バケットが凄過ぎます。殺気を微塵も感じさせずに相手に近付くというのは暗殺者にとっては最高の能力でありましょう。残った10人による二回戦の開幕が楽しみ。但し,そう簡単に進むとは限らないのが怖い。まだまだ波乱の展開が続きそうであります。

〈長歌行〉
 長歌が身を寄せる道観の観主が孫思邈というのが素敵。中国史上に名を残す人物の登場はやはり嬉しいものがあります。一目見ただけで長歌の健康状態を把握する孫真人は薬王の名に相応しい人物なのでありましょう。その弟子で越女剣の伝承者でもある司徒郎郎も今後大きな役割を担うのかしら。阿史那隼と穆金の会話も楽しいです。先が見えないなあ。

〈℃りけい〉
 彩のお宅訪問の回。遂に素顔が解禁となった彩の妹ミサキが前評判に違わぬ健康美少女で実に素晴らしい。姉の扱い方に慣れている感じもいいよね。彩の部屋の状態は或る意味で予想通りでありました。彩の作ったラーメンと回鍋肉も食べたいですねえ。ミサキちゃんの今後の登場も期待したいものであります。
posted by 森山 樹 at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2013年11月23日

ハルタ第9号

〈ルドルフ・ターキー〉
 ラパン姐さんの漏らした言葉をきっかけに日本へと向かうルドルフ一行。流石にペイルとヴェルメリオは同行できないかな。最近妙に影の薄いエグマリヌの活躍を期待します。それはともかく日本でのルドルフの珍道中が楽しい。すき焼きを気に入るラパン姐さんが可愛いですね。そして,モモコの母親登場。まさかの極道というのが素敵。この日本行きもただでは収まらない雰囲気が漂います。

〈ふしぎの国のバード〉
 イギリス人女性冒険家イザベラ・バードを題材とした読切の続篇。前回が楽しかったので期待していましたが,漸く復活してくれました。このまま是非とも連載に漕ぎ着けて欲しいものであります。今回の舞台は日光。日本という国を知る為に体当たりでぶつかっていくイザベラが非常に魅力的。文化の違いを乗り越えて行ける人物は彼女のような人であるのでしょう。見習わねばなりません。

〈事件記者トトコ!〉
 久々に登場した気がする大暗黒仮面とアレニェ。相変わらずアレニェの一途な可憐さが非常に魅力的。大暗黒仮面の扱い方も素敵ですねえ。動揺して自分を見失う姿がたまりません。一方の大暗黒仮面はトトコとともに大金庫の中に閉じ込められた状態。ふたりが窮地から如何に脱するのか楽しみです。いずれにしても酷いオチになりそうだけど。まあ,それが魅力であります。

〈乙嫁語り〉
 カルルクとアミルを身を呈して守るアゼルが格好いい。銃撃されたアミルとアゼルの父親は此処で退場なのかしら。ジョルクやバイマトとアゼルの連携攻撃も素敵であります。スリングでアゼルを援護するアミルもいいよねえ。しかし,そのアゼルはカルルクの一族によって取り囲まれてしまいます。仕方がないこととはいえ,誤解を解いて和解して欲しいものであります。アゼルもジョルクもいいキャラだしなあ。そして,やっぱりカルルクは早く大きく強くならないとね。大切なものを守れるように。

〈かささぎ卿と骨〉
 読切作品。とは言っても,シリーズ第二弾とあるので連作型の読切の様です。次号にも掲載されるみたい。人でなしの蒐集家かささぎ卿ことオーウェンとその召使のヒューゴが楽しい。特に一見化け物に見えるヒューゴが一番の常識人というのが好みですね。呪いの椅子を巡る物語はちょっとありきたりだったけれど。とりあえず今後も読み続けたいと思います。

posted by 森山 樹 at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想